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自然療法

身体に良いものを食べて入れば健康になれるわけではない

身体に良いものを食べてさえ入れば健康になれるわけではない。
そこに感謝があって初めて健康と幸運を天からいただくことができる。

食べ物をもの扱いせず、その中にある魂と生命力を感じなさい
命をいただくことに感謝をしなさい

枝葉は学校が教えるけれども、根っこは家庭で教えなさい

この言葉を残してくださったのは、
自然療法の大家 東城百合子先生
昨年2020年2月 ご自宅でお亡くなりになりました。享年94歳。

直接ご指導いただくことはありませんでしたが、間接的に多くのことを教わっております。
“暮らしの知恵” の事典『家庭でできる 自然療法』はバイブルです。

「食事の時に箸を使うのは、お天道様が育てた米麦、野菜、魚や海藻など、
宇宙のエネルギーを抱き込んだ尊い食物を大切にいただくためです。
だからお天道様はただの太陽じゃない。
宇宙のすべてを育てた命の本が日本のお天道様なんですよ。
いまの人はそういうことを教わらないで、頭の勉強ばかりやって、
理屈ばかり強くなっているから、何が本当か分からないんです。
お金儲けに夢中で家のことを放っぽり投げて、食べるものといったらその辺で買ってきたものばかり。
昔の人は旬のものを大切に調理していただいてきたけど、いまはお腹がいっぱいになれば何だっていい。
日本はもうすっかり変わってしまったんですよ。」

もう一度食を見直す時。
大切なものは自分の中にあります。

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