インフルエンザの鼻ホジホジ検査 本当に必要?28

え、あの検査って必ずやらなくてもいいものなの?

 

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おはようございます。
ママのホームケアレッスン高木智実です
インフルエンザが例年より1カ月早いペースで流行しているようです。
そこで、インフルエンザの診察について考えてみたいと思います。
 
 
皆さん、
こんな受診経験はないでしょうか?
 

(病院の受診場面)

「昨日の夜から寒気がして、節々も痛いし、夜中に39度まで熱が上がったんです。職場でもインフルエンザが流行っています」

医師 :インフルエンザの検査しときましょか~

    ・・・鼻ホジホジ検査・・・

医師 『検査結果は陰性ですね~。でも、インフルエンザだと思います。
    罹患してから24時間経たないと正確な検査はできないんですよー」
    
   「でも、薬出しときますねー」

 

と言ってタミフルを手渡された。

 

10年前の私の話です。

 

じゃ、

鼻ホジホジの意味はないじゃないかー
と具合が悪い中、
叫びたくなったことがあります

この検査、
本当にする必要があったのだろうか・・・?
と大きな疑問がふつふつと湧いてきました。 

私の場合、
具合が悪くなってすぐに病院に行った結果、
検査キットが陰性でした。

そうなんです。検査キットは万能ではないのです。
「初日は早く来すぎて陰性になってしまったから?」
…確かにそうです。
 
でも、問題はそこではな〜い!

そもそも、インフルエンザの流行期に、
明らかにインフルエンザの典型的症状
(寒け・発熱、ふしぶしの痛みに加えて、のど・鼻・せき症状)があれば、
インフルエンザの可能性が非常に高いと思いませんか?

 

 

つまり、鼻をホジホジする前から、
明らかにインフルエンザの
可能性がめちゃめちゃ高いんです!
 

受診した時点で、
検査が陰性であろうがなかろうが、
インフルエンザなんですね。

 

それは、医師も、
うすうす気付いていたはずなんです。

インフルエンザの診断をしたのは、
検査キットではなくて、
ほかでもない医師や患者さん
本人だったというわけなんです。

 

 …ということはですよ、
必ずしも検査キットは必要ないのかもしれないんです。

 

では、あの鼻をホジホジする検査キット、
あれはなんなのでしょう?

 「症状が出てからすぐに検査しても陰性になるなら、
1日たってから受診したらよいのでは?」と

思っていらっしゃる方もおられると思います。
しかし、1日たったら必ず陽性になるのかというと、
そうでもないんです!笑

実は、本当のインフルエンザの人が、
実際に検査陽性となる割合は10人中6~7人程度で、
本当にインフルエンザだったとしても
3~4人は陰性に出てしまうわけです
(偽陰性といいます)

これだけでもびっくりしますが、
反対に、
インフルエンザではない人のなかにも、
ごくごくたまに陽性になってしまうこともあり得ます
(偽陽性といいます)。

検査って絶対的なものではないんですね~。

 つまり、インフルエンザ診療における検査キットというのは、
医師のインフルエンザの診断を助ける
(診断精度を高める)ための道具に過ぎず、
絶対視してしまうと、
誤診すら起こしてしまうリスクがある、
ということなんです。

 

だから、明らかにインフルエンザっぽい時にホジホジするのではなく、
インフルエンザかどうか微妙だけどしっかり診断しておきたい
(あるいは除外しておきたい)という時にホジホジするのが、
理にかなった使い方なんです。

 

明らかにインフルエンザなときに鼻をホジホジされて、
涙を流しながらたまに鼻血がにじんでいるなんて、
ちょっと悲しくないですか?

 …とはいえ、患者さんの立場からいうと、
検査する・しないも結局は医師次第。

「インフルエンザの検査をしてもらってきて!」と
診断書が必要なために、
職場や学校の先生から言われることもあるかもしれませんが、
周りの状況とご自身の状態をしっかり医師に伝えてみましょう。

 

インフルエンザにかかったら、
何より、ゆっくり寝て休むのが一番です(^^)

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